23日に開催されたフォーラム「がんと生きる」には、約1300人の人が参加しました。
がん治療の医師、化学療法の副作用などの緩和に取り組む薬剤師(薬剤師の外来で対応)、がん患者当事者、そしてメッセンジャーナースの赤瀬佳代が壇上に上がりました。町永さんのコーディネートで1部、2部に分けてシンポジウム形式で話し合いました。
肺小細胞がんでステージ4と診断された時、受け止められない患者の気持ち、説明を受けても理解できないもどかしさなどを田中さんは話しました。参加されていた患者の皆さんは「腑に落ちた」と共感。
医師に説明が理解できないとき、つないでくれる人がいたらどんなに心強いか・・・と。
メッセンジャーナースの赤瀬佳代は、「患者さんの理解できる言葉で話すこと、つなぐ役割」について語りました。
がん治療は今多くの医療スタッフがチームで患者をサポートする時代になってきつつありますが、まだまだ「医師中心」のところがあります。患者中心で、自分の治療を納得して受けられるように、看護師としての役割を果たしていけたら・・・と考えるよい機会になりました。
いつになく神妙な様子の赤瀬管理者でした(緊張していたらしい)が、伝えることはしっかり伝えていた・・・と思います。